エネルギー

【事例紹介】岡山県の高圧発電所のドローン点検

プロジェクト概要

岡山県にある工場の屋根上に設置された高圧発電所のドローン点検を実施し、感知した異常個所に対する提案を行いました。ドローンを使うことで、通常の点検方法では難しい場所や点検端子のないパワーコンディショナーの点検など、幅広い発電所において、効率的に点検を行うことが可能となり、点検作業に要する時間や費用の大幅な削減を実現しました。

実施経緯

点検用端子の付いていないパワーコンディショナーを持つ発電所から、故障のリスクを減らした点検ができないかと相談を受け、ドローンを使用した点検を行うこととなりました。点検用端子がない製品は市場に多く存在し、これらの製品の点検にはコネクタを外すなどの手間とリスクが伴うことがあります。そこで、効率的かつ安全な点検方法としてドローンを活用。ドローンを用いた温度分布の調査により、異常個所の発見にかかる時間と費用を大幅に削減し、より広範囲の発電所でも効率的な点検を可能にしました。

当社の業務内容

当社は高解像度カメラ・赤外線サーモグラフィを搭載したドローンを使用し、パワーコンディショナーや太陽光パネルなどの設備を細部まで点検。ドローンにて撮影された画像はリアルタイムで解析され、異常や損傷個所を特定します。今回は、検出された異常に対する修復作業の提案も行いました。

ドローン点検は効率性と安全性を兼ね備え、時間も費用も1/10以下に抑えられるため、近年は高圧・特別高圧発電所のような広大な発電所をお持ちのお客様から依頼を受けることが増えています。また、現在、「DPAドローン操縦士回転翼3級」の資格を保有していますが、4月には国家資格も取得予定となります。当社ではドローンを活用した、より高度な技術とサービスの提供に努めてまいります。

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